セミナー情報

第29回ICTE情報教育セミナー in 札幌

普通教科「情報」がスタートして3年目となります。すべての高等学校で「情報」の授業が実施され,各地の研究会活動や個々のWebサイトなどを通じた情報共有が,ますます盛んになってきました。黎明期,「情報」の現場では,担当教員の配置やインフラ整備状況,生徒のレベル差への対応など,教科内容とは別次元からの,外的環境に関する検討が目立つものでした。

次のステップでは,教科本来の学習内容の充実が不可欠です。カリキュラムに込める意図とその構成,各単元の目的,その達成状況などを含めた内容の充実です。本セミナーでは,こうした問題に取り組むきっかけを提供したいと考え,今回はさまざまな評価の機能についても再確認し,学習内容の充実を目指した評価の具体的な方法などについても検討します。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


日時 平成17(2005)年11月5日(土)10:00~16:00
会場 小樽商科大学札幌サテライト大講義室
〒060-0005 札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55 ビル3階
主催 情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)
資料代 1,500円(ICTE会員は無料)
対象 情報教育関係の小・中・高等学校・大学の教職員,大学・大学院の学生
懇親会 2,000円(会終了後,会場周辺にて)
プログラム
9:30- 受付開始
10:00-10:10 開会挨拶

  田邊則彦(慶應義塾湘南藤沢中・高等部/ICTE事務局長)

10:10-11:40 【第1部】実践報告

(1)「IT用語はどのように理解されるのか?
~コンセプトマップを利用した授業~」

  加藤 誠(北海道札幌稲北高等学校教諭)

(2)「学習内容の質から考えるカリキュラムの系統性」
  奥村 稔(北海道札幌北高等学校教諭)

(3)「クレイアニメで開くマルチメディアの扉」
  田邊則彦(慶應義塾湘南藤沢中・高等部教諭)

11:40-12:40 昼休憩
12:40-15:00 【第2部】講演&ワークショップ

情報のカリキュラムと評価の仕方を考える

  黒上晴夫(関西大学総合情報学部教授)

15:00-15:10 休憩
15:10-16:00 【第3部】フリーディスカッション

 ディスカッサント

  黒上晴夫(関西大学総合情報学部教授)
  加藤 誠(北海道札幌稲北高等学校教諭)
  奥村 稔(北海道札幌北高等学校教諭)
  田邊則彦(慶應義塾湘南藤沢中・高等部教諭)
  及び,フロアの参加者

16:00- 閉会挨拶

  奥村 稔(北海道札幌北高等学校教諭)