第26回 ICTE情報教育セミナー in 関西大学
(共催)関西大学情報教育セミナー
―教科「情報」の今,そしてこれから―
高等学校に大きな教育改革の波が寄せてきています。教科「情報」は,実際の社会で役に立つ実践的な知を獲得する新しい教科です。その学習形態は,計画する,調べる,まとめる,伝えるといったさまざまな情報活動を通して,主体的に学ぶものです。実習やプロジェクトといった形式が重視され,コンピュータやインターネットなどの新しい「知の道具」を使いこなし,豊かな情報社会づくりに一役買える人材を育成することがねらいとなっています。
一方で,子どもたちは小学校や中学校でも,さまざまな情報機器を使いながら学んでくるようになりました。新入生徒の情報スキルは,年々高くなっています。社会全体としても,情報スキルをもっていることが当たり前になってきました。高等学校の下から,そして卒業後の社会の両方で,情報社会の様相が刻々と変わっています。
このような状況の中で,始まってまだ2年が過ぎたばかりの教科「情報」も,その内容や目標に変化が生じています。このセミナーでは,そのような視点から,ミクロには具体的な授業の進め方,マクロには教科のねらいについて,総合的に検討します。
(関西大学総合情報学部 教授 黒上晴夫)
日時 |
: |
平成17(2005)年7月23日(土)9:30~16:30 |
会場 |
: |
関西大学千里山キャンパス 尚文館マルチメディアAV大教室
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35 |
主催 |
: |
情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)
関西大学 |
資料代 |
: |
無料 |
対象 |
: |
小・中・高等学校及び教育委員会の情報教育担当者,
情報教育に関心のある一般の方々 |
プログラム
9:00- |
受付開始 |
9:30-9:40 |
開会挨拶・オリエンテーション
水越敏行(大阪大学名誉教授/関西大学特別顧問)
|
9:40-10:20 |
講演
個人情報保護法と学校の情報セキュリティ
菅 知之(関西大学総合情報学部教授)
|
10:30-12:00 |
調査報告
台湾の情報教育に学ぶ
コーディネータ
影戸 誠(日本福祉大学教授)
実地調査報告
今中俊久(関西大学第一高等学校教諭)
見所解説
水越敏行
吉崎静夫(日本女子大学教授)
佐藤将一郎(UCHIDA)
指定討論
生田孝至(新潟大学教授)
|
12:00-13:00 |
休憩 |
13:00-14:30 |
授業づくり相談室
応談者
池田 明(大阪市立扇町総合高等学校教諭)
江守恒明(富山県立大門高等学校教諭)
田邊則彦(慶應義塾湘南藤沢中・高等部教諭)
半田 亨(早稲田大学本庄高等学院教諭)
山上通恵(兵庫県立神戸甲北高等学校教諭)
|
14:30-15:00 |
休憩 |
15:00-16:30 |
シンポジウム
高校生に何を学ばせるべきか?
―変わりつつある子どもの情報スキルを見据えて―
コーディネータ
黒上晴夫(関西大学総合情報学部教授)
シンポジスト
今田晃一(文教大学講師)
江澤義典(関西大学総合情報学部教授)
久保田賢一(関西大学総合情報学部教授)
越桐國雄(大阪教育大学教授)
指定討論
鈴木克明(岩手県立大学ソフトウェア情報学部教授)
|
申込・問合せ先
○情報コミュニケーション教育研究会事務局
〒252-0816 神奈川県藤沢市慶應前郵便局私書箱25号
E-mail:icte@icte.net(アットマークは半角) URL:http://www.icte.net/