第73回ICTE情報教育セミナー in 東京
―「情報I」に向けて現行学習指導要領でできることを考える―
平成25年度から「社会と情報」「情報の科学」の現行学習指導要領がはじまりましたが,早くも本年度には次の学習指導要領が告知される予定です。これまでの「選択必履修」という履修形態から,共通必履修科目「情報Ⅰ」と,その上に発展的な内容の選択科目「情報Ⅱ」を置くという積み上げ型の科目構成に変わります。
「情報Ⅰ」は,現行の「情報の科学」に近い内容になるといわれており,「モデル化とシミュレーション」や「プログラミング」,「データの活用」などといった統計を意識した内容も学習項目に入っています。情報ワーキンググループの審議の取りまとめを参考に,「これから授業でプログラミングを扱ってみよう」,あるいは「社会と情報から情報の科学に移行してみよう」とお考えになられている先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで,今回のICTEでは,「情報Ⅰ」を見据えた実践報告を通して,平成34年度に向けて現行学習指導要領でできることを考えたいと思います。また,情報科における統計的な内容について,数学科との関連も踏まえながら何をおさえていけばよいのか検討します。
ご多忙な時期かとは存じますが,どうぞ皆様お誘い合わせの上,ご参加くださいますようお願い申し上げます。多くの先生方のご参加をお待ちしております。
日時 |
: |
平成30(2018)年1月28日(日)13:00-17:00 |
会場 |
: |
早稲田大学西早稲田キャンパス63号館2階03教室
※当日は「正門」でご所属とお名前をお伝えの上ご入校ください。
アクセスマップ
〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1
東京メトロ「西早稲田」駅直結
JR・東京メトロ・西武鉄道「高田馬場」駅徒歩15分
東京メトロ「早稲田」駅徒歩22分
|
主催 |
: |
情報コミュニケーション教育研究会(ICTE) |
資料代 |
: |
1,000円 |
対象 |
: |
情報教育関係の小・中・高等学校・大学の教職員,大学・大学院の学生 |
定員 |
: |
40名(定員になり次第,受付を終了させていただきます) |
プログラム
12:30- |
受付開始 |
13:00-13:10 |
開会・オリエンテーション
|
13:10-14:50 |
実践報告・質疑応答
「モデル化とシミュレーション」でラーメン屋さんの利益を考える
小松 一智(東京都立石神井高等学校指導教諭)
「R」を用いたプログラミング学習の実践
八百幸 大(早稲田大学高等学院教諭)
お二人の先生の実践報告から,H34年度に向けて現行学習指導要領でどういう授業をしていけばよいのかヒントを探ります。
|
14:50-15:00 |
休憩 |
15:00-16:00 |
講演:高等学校「情報科」における統計
辰己 丈夫(放送大学教授)
次期学習指導要領では,「データの活用」や「データサイエンス」などといった内容を授業で扱う場面も出てきます。数学科との関連も踏まえて,これらの項目を情報科でどう扱えばよいのか考えます。
|
16:00-16:10 |
休憩 |
16:10-16:50 |
講評:次期学習指導要領における情報教育
黒上 晴夫(関西大学教授)
これまでの講演や議論を踏まえ,これからの情報教育がどう変わろうとしているのか,その重要性や役割などをお話しいただきます。
|
16:50-17:00 |
閉会・まとめ
|
申込・問合せ先
○情報コミュニケーション教育研究会事務局
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-1 記録映画社ビル4階
E-mail:icte@icte.net(アットマークは半角) URL:http://www.icte.net/
FAX:03-3389-4395
事前申込は締め切らせていただきました。まだ席には余裕がございますので,当日参加も可能です。直接会場へお越しください。