セミナー情報

第65回ICTE情報教育セミナー in 関西
―未来を目指した教育とICTの活用―

平成25年度に行われた文部科学省の調査でも把握されているように,学校現場へのタブレット導⼊は平成25年3月時点に⽐べて2倍でした。新年度をすでに迎えましたが,昨年度はそれ以上の台数が導入されているのではないでしょうか。そして,ICTを導入することが目的ではなく,教育を変革するためのツールとして認識を高める必要が出てきました。さらに,文部科学省の11月の諮問にアクティブ・ラーニングというキーワードが盛り込まれて以来,現場ではこちらも話題となってきております。

今回のICTE情報教育セミナーでは,一歩踏み出すためのノウハウをご提供することを目的とし,皆様とご一緒にこれからの学習の姿とICTとの関わり方を考えていきます。まず,基調講演では,コルベ・カトリック・カレッジ(オーストラリア)の萩原伸郎先生をお招きし,世界的に必要とされている能力と日本人の強みをお聞きし,ICTとの接し方を考えていきます。そして,その後のセッションでは,積極的にICTを活用し授業を変革されてきている先生方に発表していただきます。また,研究会の途中では,講師ならびに参加者の皆様同士がお互いに情報交換できる場をご用意したいと思います。

また,セミナー前日にはカネディアン・アカデミイの協力を得て,国際バカロレアの授業見学を行います。こちらも奮ってご参加ください。

ご質問などは,お気軽に事務局あてにご連絡ください。

1日目:カネディアン・アカデミイ授業見学

※1日目は定員に達しましたので申込を締め切りました。たくさんのお申込み誠にありがとうございます。セミナー会場にてお待ちしております。


日程 平成27(2015)年5月15日(金)9:00~14:00
会場 カネディアン・アカデミイ
アクセスマップ
〒658-0032 神戸市東灘区向洋街中4-1
神戸新交通六甲アイランド線 マリンパーク駅より徒歩7分
2日目:ICTE情報教育セミナー
日程 平成27(2015)年5月16日(土)10:00~17:00
会場 凸版印刷株式会社
中之島フェスティバルタワー21階

アクセスマップ
〒530-0005 大阪市北区中之島2-3-18
大阪市営地下鉄四ツ橋線 肥後橋駅4番出口直結
京阪電気鉄道中之島線 渡辺橋駅12番出口直結
主催 情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)
共催 カネディアン・アカデミイ
協力 凸版印刷株式会社,株式会社エディテクノロジー
協賛 日本エイサー株式会社,ダイワボウ情報システム株式会社,
凸版印刷株式会社,レゴジャパン株式会社
資料代 1,000円(2日間共通・ICTE会員は無料)
対象 情報教育関係の高等学校教員,情報科教員志望の大学生,大学院生
定員 1日目(授業見学) 40名
2日目(ICTEセミナー) 100名

※2日間のうち,1日のみの参加も可能です。


プログラム(1日目)
8:30- 受付開始
9:00-9:30 挨拶

カネディアン・アカデミイ概要

1913年創立のカネディアン・アカデミイは,国際バカロレア(IB)認定校として,幼稚園から高等部まで,世界39か国から集まる生徒が,国際的な環境の中で学習に勤しんでいます。生徒は,ディジタル化されたポートフォリオを作成し,在学中の学習者としての成果や奉仕活動を記録することになってます。

カネディアン・アカデミイ詳細

9:30-9:50 授業見学1
3~4組に分かれて見学をします。

9:50-10:20 授業見学2(移動を含む)
3~4組に分かれて見学をします。

10:20-10:50 授業見学3(移動を含む)
3~4組に分かれて見学をします。

10:50-11:20 休憩・移動
11:20-12:20 質疑応答

カリキュラムや見学内容に関して,質疑を受け付けます。

12:20-13:00 生徒からの共有

小中高の生徒数名から学校紹介があります。
13:00 終了・解散
13:00-13:30 スクールツアー(オプション)

希望者の方を対象に,校内の見学を行います。


プログラム(2日目)
10:00- 受付開始
10:30-10:40 開会挨拶
10:40-11:40 基調講演

  萩原伸郎(コルベ・カトリック・カレッジ)

プロフィール

日本の公立小学校教師として約7年間勤務し,渡豪。オーストラリアの初等,中等,高等教育機関で勤務。Kolbe Catholic Collegeで新しい教育内容,方法,評価,環境を提案し,実践研究中。Director of Innovaton,Apple Distinguished Educator

コルベ・カトリック・カレッジ

Western Australiaの州都 Perth から南に約50kmくだった海辺の街,Rockinghamに1989年に開校。校名は長崎で1930年から1936年まで布教活動をしたKolbe神父に由来する。7年生から12年生まで約1100名が通う中高一貫校。
能力によって入学者を選抜せず,多様な知的・発達段階にある生徒たちに最善の教育活動を提供し,各自の適正と能力にあった将来の道筋(大学進学,専門学校,就職)をつける全人教育。2005年から学校改革に着手し,digital school 化に成功。
ミッション(学校運営目標):カトリックの普遍的価値観に基づき,一人ひとりの生徒に多種多様な学習機会が豊富にある真の学習共同体を創ること。
11:40-13:30 昼食休憩・情報交換会
13:30-14:15 セッション1(申込時にどちらかお選びください。)

【Room1】

  木村健太(広尾学園)

理科(生物)教諭,医進・サイエンスコースマネージャー。学術論文を読み解きながら研究を進め,主体的な学びにつなげる「研究的な学び」や,1人1台体制のiPad及びChromebookを用いた「中等教育におけるICTの利用」などで注目を集めている医進・サイエンスコースを立ち上げ,マネジメントしている。

【Room2】

  楠本誠(松坂市立三雲中学校)

公立小学校,公立中学校を経て,2012年度より,松坂市立三雲中学校にて勤務,現在に至る。現任校では,総務省「フューチャースクール推進事業」,文部科学省「学びのイノベーション事業」の実証検証に,研究主任として関わる。また,本年度,米国Apple®社より,日本初のApple Distinguished School 2014-2016に認定され,「公立中学校における新しい教え方,学び方」について実証検証もスタートさせている。

14:15-14:30 休憩・移動
14:30-15:15 セッション2(申込時にどちらかお選びください。)

【Room1】

  酒井春名(品川女子学院)

情報科主任,ICT教育推進委員長。2014年度高校2年生(205名)に1人1台iPad導入,校内研修など推進役を務める。同年にはオーストラリアの学校と交流授業の実践などにも取り組み,iPadをツールとして使うための新しい授業に取り組む。社会に開かれた授業を展開する同行の旗振り役でもある。2013年 Apple Distinguished Educator

【Room2】

  谷健年(淡路市立一宮中学校)

公立中学校教諭(国語科)。2012年度から淡路市のタブレット活用事業(旧フロンティアプロジェクト)の中心メンバーとして実践を提案。現在,iTunes Uを活用した授業づくりについて研究中。

15:15-15:45 情報交換会

15:45-16:45 セッション3
【講演】

  永野直(千葉県立袖ヶ浦高等学校)

2010年より袖ヶ浦高校にて教鞭をとる。「情報コミュニケーション科」を同校に新設し,1人1台のタブレット環境を公立高等学校で初めて実現した。「10年先の未来型学習の実現」に向け,ICTを特殊な技術としてではなく日常の道具として適切に扱い,社会の変化に主体的に対応できる生徒の育成をめざしている。教育におけるマルチタッチデバイスの活用について研究。現在は主に情報教育と教科のICT活用に取り組む。

16:45-17:00 閉会挨拶


日本エイサー株式会社ロゴ



ダイワボウ情報システム株式会社ロゴ



凸版印刷株式会社ロゴ



レゴジャパン株式会社ロゴ
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申込・問合せ先

○情報コミュニケーション教育研究会事務局
 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-1 記録映画社ビル4階
 E-mail:icte@icte.net(アットマークは半角) URL:http://www.icte.net/
 FAX:03-3389-4395

※定員に達しましたので申込を締め切りました。たくさんのお申込み誠にありがとうございます。セミナー会場にてお待ちしております。